「デュアルヘアファンデ」の特徴・使い方

白髪染め施術から次回施術までの間、「白髪が気になりやすい期間」はどうしても生まれてしまいます。かといって、根元が少し伸びてきて気になるからと、頻繁に美容室へ通っていただくのはお客様にとっても負担になってしまいます。定期的にケアをするのが面倒だと感じるかたも多いですが、自宅で簡単にセルフケアが出来れば「白髪が気になりやすい期間」も上手く切り抜けることができます。

デュアルヘアファンデは、セルフケアでも自分の髪色に合わせて、色の濃さを調節できるので、自然な仕上がりで境目を馴染ませることができます。簡単にセルフケアができるので、美容室に来ることができない期間においても綺麗でいられるような商品です。

本記事は、HAIRCAMPセミナー 「stair:case 中村太輔―ナカム式グレーカラー大全【応用編】」でご紹介した、デュアルヘアファンデの特徴や使い方についてまとめています。

セルフ白髪ケア「デュアルヘアファンデ」

デュアルヘアファンデは、気になる根本の白髪を簡単にメイクできる、白髪用ファンデーションです。美容室で染めてすぐは綺麗ですが、2~3週間経つと根元の白いところが少し伸びてきてしまいますよね。 そんな時、ケース内蔵のパフスポンジで生え際、わけ目、耳のまわりなどの気になった白髪をサッと簡単に馴染ませることができます。加えて、2色搭載で自分の髪色に合わせて明るさを調整することも可能です。また、コンパクトなサイズで化粧ポーチにサラっと忍ばせられ、持ち運びにも便利です。

髪の毛用のファンデーション

本商品は、「サロンに来れない間も、お客様がストレスなく楽しく生活できるように」というコンセプトをもとに作られた髪の毛用のファンデーションです。 プライベート商品のため、薬局やドラッグストアで売られることはなく、美容室の専売商品となります。 美容師が施術中にカウンセリングを行い、お客様一人一人に合った色味の調整方法をレクチャーすることができます。

stair:case中村氏と、大手化粧品OEM会社トキワによるタッグ

カラー材の開発や国内外でセミナーを行うほか、各コンペティションの審査員も長年勤める日本屈指のトップカラーリスト、中村太輔氏(stair:case)と、「世界中に美と感動と喜びをお届けする」をコンセプトに国内OEMカラーコスメティック市場においてリーディングカンパニーとしてその地位を築く大手化粧品OEM会社、トキワがタッグを組んで開発した商品です。

デュアルヘアファンデの特徴

髪になじむ上品なカラーと確かなトキワ品質が魅力です。これから、伸びてきても気になりにくい明るい髪色へと世の中の流行がシフトしていく中、暗い色で隠すと根元の部分だけ暗く浮いて不自然になってしまいます。そのため、自分の髪色に合わせたセルフケア商品を選ぶことが大切です。中でも2つの特徴を紹介いたします。

従来の商品と比べて明るめのカラーで展開

従来は暗めの白髪染めをしている方が、根元を隠すための商品が多かったので、黒く暗めのカラーがほとんどでした。 そのため、明るい色で染めている方は根本だけ暗くなり浮いてしまっていました。 一方、デュアルヘアファンデは比較的明るい色を搭載しており、髪色の明るい方にも使いやすい商品です。 また、2色搭載で自然に白髪をボカせる色合いをお客様の髪に合わせて調整出来ます。 気分で髪色を変えたいという方でも、その時の髪色に合わせて調整ができるのでおすすめです。 明るく自然に、「隠す」というよりも「馴染ませる」色合いとなっています。

落ちにくい性質を持ち、自然さをキープ

汗や雨に強く、色落ちしにくいのに、シャンプーで簡単に落とせます。ファンデーションタイプは塗った部分を指でこすると多少指に色はつきますが、洗えばすぐに落ちますし、塗った部分の色は触っても取れてなくなることはありませんので安心です。 マスカラタイプだとダマが出来たり、根元が固まってしまったりと不自然な仕上がりになりがちです。しかし、ファンデーションタイプは根元が固まることもなく、ふわっとした根元のまま自然な仕上がりを実現できます。

デュアルヘアファンデの使い方

セルフケアでは分け目部分の表面を塗るだけでも十分に境目を馴染ませてくれます。 2色搭載なので自分で髪色に合わせた調整もしやすいです。また、ちょっとしたコツを知っておくことでさらに自然な仕上がりにすることができます。

はじめは軽く叩くように塗布する

ケース内蔵のパフに色を取っていただいて、少しずつ根元の髪の上に色をおいていくように塗ります。ベタベタと塗ってしまうと不自然な仕上がりになってしまうので気を付けましょう。 理想としては、ポンポンと軽くたたいて髪に色を馴染ませるように塗っていくイメージです。ファンデーションタイプなので固まらず自然な仕上がりにしてくれます。もし、塗っている途中に地肌についてしまっても、手で軽くこすれば取れるので安心です。 

明るい色から塗布する

始めから2色をミックスして塗ってもいいですが、まず明るい色を先にのせ、濃い色で上からなぞっていただくと馴染みやすくおすすめです。 なお、比較的明るいカラーで染めている方には、明るいカラーだけでも十分馴染みます。さらに、美容室だからこそできるサービスとして、お客様のヘアカラーに一番合う色味をカウンセリングしながら施術をすることで、より使い方や使いやすさを伝えることができます。お客様と美容師のコミュニケーションが、さらに製品の魅力を伝えることに繋がればと思います。 

まとめ

今回紹介した、stair:case中村さんと、大手化粧品OEM会社トキワの共同開発である「デュアルヘアファンデ」の魅力は伝わったでしょうか? ヘアカラーの中でも、白髪染めは自宅でのメンテナンスが大切です。デュアルヘアファンデは2色搭載で色味の調整ができるほか、ファンデーションタイプなので固まらずに自然な色合いで馴染んでくれます。また、比較的明るい色合いなので、明るめの髪色の方に対応している点も喜ばれるポイントです。染めたばかりの状態から再来店する直前まで、今までにはなかった自然な状態をキープすることができます。 デュアルヘアファンデで髪の毛のセルフケアのご提案を行う際のご参考としていただければ幸いです。
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